本屋さんで目にして、タイトルに惹かれて買った本。
頭の決まりの壊し方 [ 小池 龍之介 ]
おもしろかったですよ!じっくり何度も読み返したい本。
世の中の”常識”に疑問を投げかける、切り込んだ内容になってます。
たとえば、
『欲がなくなると努力できなくなる』
とかね。
自分の頭がいかに凝り固まってるのかを実感できるのはもちろん、
”一般的常識”と小池さんの両意見を取り入れることを機に
「私はどう思うか?」の視点が養われます。
私自身も、”思い込み”にがんじがらめになってたことに気づいたんです。
(というか、薄々気づいていたけど見て見ぬふりしてた、というか。)
「会社を立てて丸2年が経つわけだし、もっと事業を大きくしないと。」
「社会貢献を理想に掲げて、立派な理念を基に活動しないと。」
「協働や繋がりを意識して、人を引っ張る存在にならないと。」
”こうあるべき”に囚われて、でもそれができなくて自信をなくして、
自分がこれからどうしていけばいいのか、迷っていました。
誰に何か言われたわけでもないのに、
SNS上の多数意見(”流行”)に自分も合わせなきゃと焦ってしまって…。
学生時代、レスポのポーチをペンケースとして使うのが流行ってたんですけど、
あれと同じ感覚ですね。乗り遅れないように、私も買わなきゃ、みたいな。
本当に好きなデザインなのか、とか
本当に自分に必要なものなのか、とか
そういうの全部無視して人に合わせてたな。
(レスポ、けっこう高かったのに…w)
私が目にしているSNS上の情報も、偏っているほんの一部の世界。
本を読んで自分を俯瞰できたことで、
狭い世界で私は何を勝手にもがいてるんだろうとハッとして、
自分が恥ずかしくなりました。
「会社を立てて丸2年が経つわけだし、もっと事業を大きくしないと。」
→大きくするだけが成功じゃない。
自分がやりたいように、やると決めたことをやればいい!
「社会貢献を理想に掲げて、立派な理念を基に活動しないと。」
→そんな大それたビジョンなんて今はまだない。
「夫婦で笑顔で楽しく過ごしたい」が出発点でいいじゃん!
まずは、自分の生徒さんの幸せのサポートに注力したい!それでいいじゃん!
「協働や繋がりを意識して、人を引っ張る存在にならないと。」
→性格上カリスマ的リーダーにはなれないし、そもそも私が目指したい姿じゃない。
私は、マイペースに、自分の興味を深めていきたい!
自分を前面に出さずともできる事業だって、たくさんあるし!(物販然り)
はー、書いてすっきり♡
「誰か」みたいにならなくていい。
「私がどうしたいか」を基準にすればいいんですよね。
きっと、答えはいつも、シンプル。
来年の私に向けて、自分の思い込みを壊している、ここ最近です。
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