人生の豊かさの条件は、「表現力」だ。
重大な局面や節目に、私たちは必ず言葉の力を借ります。
- 受験の願書
- 面接での受け答え
- 取引先との商談
- クレーム対応
- プレゼン
- プロポーズ
- 結婚式のスピーチ
- 産まれてきた子どもの命名
- お葬式での弔辞 …
挙げ始めたらキリがないくらいです。
友達とのLINEや、家族とのお喋り、店員さんとのやりとり…
日常生活にだって、言葉は溢れ返っている。
あまりに”当たり前の存在”だから、その存在の大きさに気づかないんですよね。
だけど、外国に訪れて言葉が通じないと、とても不安になりませんか?
言語を使えないことに、ストレスを感じますよね?
それくらい、人間は言葉に支えられている。
私たちの毎日は、表現と発信の連続。
だから、表現力を高めるというのは、良いことしかないんです。
私が言う「表現力」というのは、
「自分の思いを等身大の言葉でアウトプットできる力」を意味します。
例えば、「最近食べた中で1番印象に残った料理とその感想を教えてください」
と聞かれたときに、皆さんはスムーズに答えることができるでしょうか?
次のうち、どの状況に位置しているか、考えてみてください。
1、該当する料理がまったく思い浮かばない
2、料理は浮かんだものの、何でこれが良かったのかよく分からない
3、料理は浮かんだし理由も分かるんだけど、言葉にできない
4、感想を頭の中で言語化できたけど、言うのが恥ずかしい
5、言語化もできたし、躊躇なく発言できる
この回答を見ることで、表現力の課題・弱点をチェックできます!
1、考えてない(頭を使ってない)
2、自分の感情をキャッチするのが苦手
3、表現力・語彙力に乏しい
4、自己表現に対するマインドブロックがある
5、問題なし!表現力あり♡
自分のレベルを確認したら、
あとは5の地点に向かってひとつずつ課題を克服していくだけ!
この道を進めば、
頭の回転が早くなり、
自分と向き合えるようになって、
本音を言える勇気を得られて、
言葉づかいの幅が広がって文章力も上がるし、
喋るのも上手になって、
コミュニケーション能力も高くなります。
トーク術や話し方、敬語の使い方、pv数を上げるためのライティング…
そういった上辺のテクニックを学ぶより、何倍も重要です。
P.S.
ちなみに、質問の内容によっても、導き出される回答が違う可能性が高いです。
その違いを比較・分析することで、自分の課題や苦手意識がさらに明確になるので
複数のパターンで試してみることをおすすめします。
また、アウトプットには「話す」方法と「書く」方法があります。
どちらの方法を採用するかによって、回答が変わる方もいるはずです。
「目の前にいる相手に話す場合はどうかな?」
「簡単な文章を書くとしたら、スムーズにできるかな?」
と、再度考えてみてくださいね。