ハードカバーの小説を買うことがほとんどない私。
それなのに、本屋さんで目に入って気になって思わず買っちゃいました。
コンビニ人間 [ 村田沙耶香 ]
文体はとても読みやすくて一気に読んでしまったんだけど
想像以上に、後味悪いです(笑)
すごいね、考えさせられる。
読んで良かった。
主人公にとっては「コンビニ」という空間が世界そのもので、
そこでの”流れ”を察知して”スタンダード”を守り続けることでしか
上手に生きていけない。
もし、「コンビニ」を取り上げられたら…
自分はありのままの姿で正直に生きていると思っていても、
無意識レベルで「こうであるべき」「普通はこうでしょ」と
自分にも他人にも押しつけているのかも。
自分が今生きている「社会」を客観的に見て
自分を見つめ直すきっかけになります。
興味のある方は読んでみてください!
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